桂林から陽朔の興坪まで新道路が開通した!興坪/桂林間の漓江遡り遊覧船運行予定
数年前から桂林から漓江の東岸に沿って陽朔の興坪まで新たしい道路を築き始めたそうです。この頃、新しいアスファルト道路の整備が完成したとのことで、私達が一度ドライブで興坪に参ることにしました。
10月10日に自家用車でその町へ向かって出発しました。桂林から興坪まで約65キロですが、山道が多くて一時間半ぐらいかかったのです。この道が新たしいので気楽な道です。それだけではなく、漓江に沿って作った道なので、車窓から遠く見ると姿の美しい山々が次から次へと現われてきて、見ているうちにうっとりとなって、私が全く水墨画に入ったような気がして、その美しさに心が打たれ、すっかり感動されてしまいました。
桂林から興坪への新国道
新国道からの眺め
途中、国道にある山頂からの眺め
途中にある西塘村の眺め
途中、霊川県のある村、いわゆる「潜経村」が見えてきました。この村は広西チワン族自治区で唯一の回族郷(イスラム)です。資料記載によると、村の人々の先祖は河南省の洛陽から来たものだそうです。元の時代(約700年前)の初めに、モンゴル大軍は河南のイスラム教の信徒を追い殺したことがあって、白姓の二人が四十冊のイスラムの書籍「古蘭経」(コーランの書)を保護するため、昼夜問わずその書籍を持って逃げ続いて、二か月ぐらいかかってようやくこの村に来ました。
この村は四方八方の山々に囲まれて緑にも覆われていて、人間の臭みから遠く離れたようなところで、完全に落ち着いて住めるところです。二人が村の後ろにある洞窟を見つけて、コーランの書籍を洞窟内に隠していました。それゆえ、この村を「潜経村」と呼ばれるようになったのです…
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ふれあい中国より